私が「予祝」を伝えたい理由

導入

Last Updated on 2022年3月9日 by ぜん

引き寄せの法則

この言葉を聞いて、あなたが抱くのはどんなイメージだろうか?

「怪しい」
「詐欺」
「宗教」
ハッキリ言って、いいイメージを持っている人は少ないと思う。

しかし、私はこの「引き寄せの法則」を使って自分の目標を次々叶えている。
そして、この法則を日本人にも分かりやすく解釈説明したのが「予祝(よしゅく)」である。

この記事では、なぜ私が予祝を発信しているのかを自己紹介を兼ねてお伝えしようと思う。

突然襲ってきた2つの病気

私の自己紹介で欠かせないのが、病気のこと。
今から約20年前のほぼ同時期に発症した二つの病気が、人生の大きな転機になった。

強迫性障害

2000年春。
私は大学を卒業し神奈川県の企業に就職した。
しかし、根っからの生真面目な性格がたたって、新しい生活に中々馴染めずストレスが溜まっていった。
そして、事件が起こる。

その年の冬、いつものように会社で実験結果をエクセルにまとめる仕事をしていた。
ミスしたくない私は、あろうことか「エクセル入力でミスしたら、家族に不幸が起きる」という自己暗示をかけながら仕事していた。
そして、その瞬間が訪れた。

見事にミスしたのだ。

その瞬間に冷や汗がどっと溢れて来たのを、今でもハッキリ覚えている。
仕事が終って帰宅してから家族に許しを乞うために「みそぎ」を行なった。
季節は真冬。
冷水シャワーを15分以上浴びた。

悪夢はそこから始まった。
「ガスの元栓を閉めたか?」「電気のスイッチは切ったか?」「家の鍵は閉めたか?」
絶対に大丈夫と分かっていても、外出時不安で仕方なくなっていた。
生活に支障が出るレベル。

しばらくは何とか我慢していたが、とうとう耐えきれずに心療内科を受診することにした。
受診した病院で告げられた病名は「強迫性障害」。
精神疾患の中ではポピュラーな病気らしいが、初めて聞く病名だった。

そして、病院なので当然薬が処方されたが、ここで私は大きな決断をすることになる。
それは「薬や病院に頼らずに、自力で病気を克服する」ということ。
結果的にこの決断が非常に大きく、わずか10ヶ月という短期間で克服することに成功した。
今現在も問題なく生活できている。
この時に、病気を克服するために実際に行った出来事が「予祝」であると、後々知ることになる。

末梢神経障害

2001年夏休みの出来事。
福岡に遊びに行くバスの車中で、左足が突然痺れてきた。
最初は血の廻りが悪いだけだろうと思い放っておいたが、いつまで経っても痺れが消えない。
心配になり、当時住んでいた小田原市の内科を受診した。
医者から告げられたのは、
「うちの病院では対応ができない。大学病院の紹介状を出しますので、そちらを受診してください」
そして翌週、大学病院を受診した結果は
「検査入院のため1週間の入院になります」

頭の中は「!?」

全ての検査が終わった。
診断結果は「シャルコー・マリー・トゥース病」
末梢神経障害の一種で、難病指定の病気とのことだった。

頭の中の「!?」が更に増えた。
聞いたことがない病気。
しかも舌を噛みそうな名前w

だが、もっと「!?」だったのはこの後。
普通は、難病宣告されたら絶望感があると思うのだが、不気味なくらい楽観的だった。

しかし、今ならこの時の楽観的な気持ちの理由をハッキリ説明できる。
それは「素晴らしい実験材料をもらえた」というワクワク感。

実際に今、この病気のおかげで、普通では体験できない希少価値の高いことを体験できている。

今なら分かる。
この時の感情も「予祝」だったと。

予祝とは

予祝は、その字の通り「予め」「祝う」、別名「前祝い」。
冒頭にも書いたが「日本版引き寄せの法則」

実際、日本文化に深く溶け込んでいる。
いくつか例を出すと
・春の花見は「秋の豊作」の予祝
・大漁旗は「豊漁」の予祝→よく見ると、出港の時には既に大漁旗を掲げている
・棟上式(最近はあまり見ないが)は地域の繁栄を予祝
他にも挙げればキリがないほど。
当然、この記事を読んでいるあなたも無意識に何らかの予祝をしている可能性が高い。
ちなみに、正月に行く初詣も「予祝」。

私があなたに予祝を自信を持ってお伝えしたい理由。
それは、「強迫性障害」をわずか10ヶ月という短期間で完全に克服できたという事実があるから。

少しでも精神疾患に詳しい方なら分かると思うが、精神系の疾患は、とにかく脱出しにくい。
現代医学では、薬による治療に頼ってしまっているのがその大きな原因。

もちろん、薬を否定するつもりは全くない。薬で助かっている人がたくさんいることも事実。
しかし、自分自身の体験からハッキリ言えるのは、精神疾患から「完全に」脱出するには薬以外のアプローチも必要になる。
それが、目に見えない心の領域を駆使する方法。

この病気を克服するまでに私がやったことをいくつかご紹介しよう。
・好きな音楽を聴きまくった
・親友と毎週飲み歩いた
・プチ旅行を頻繁にした

何も特別なことをしたわけじゃない。
誰にでも普通にできることばかりだが、これによって予祝で重要な「潜在意識」がフル活用されて、知らぬ間に病気を克服してくれていた。

最後に

あなたに強くお伝えしたいこと。
それは、私の病気克服の話は予祝のほんの一例だということ。他にも様々な目標を達成させている。

予祝に本格的に取り組み始めた2019年に限って言えば、目標達成率が9割を超えた。
詳細はおいおい記事にするので、参考にして頂きたい。

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ぜん

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日本版の引き寄せの法則である「予祝」を発信しています。 約20年前に「末梢神経障害」と「強迫性障害」を発症しましたが、予祝を使って強迫性障害をたった10ヶ月で完全に克服。難病の末梢神経障害も完治に向かってます。このサイトでは、予祝の考え方や実例を発信しています。

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ぜん

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日本版の引き寄せの法則である「予祝」を発信しています。 約20年前に「末梢神経障害」と「強迫性障害」を発症しましたが、予祝を使って強迫性障害をたった10ヶ月で完全に克服。難病の末梢神経障害も完治に向かってます。このサイトでは、予祝を使った夢や目標の叶え方、そのために必要な考え方や実例を発信しています。

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