「一貫性を持て」これって本当に正しい?

実践

Last Updated on 2021年12月8日 by ぜん

初心貫徹
何かを成し遂げる際に、とても大事な事。

しかし、ある部分では正しくても、ある部分では間違っている。

記事に入る前に、現代社会の状況を確認しておきたい。

まず、情報が溢れている。ハッキリ言って「玉石混合」状態。
そして、常識が簡単に変わる。過去の記事にも書いているが、今日の常識が明日通用する保証は全くない

これが現代社会の現状。
そんな中で挑戦する時に「初心貫徹」をどう考えるか。

今日はそれを考えていきたい。

「目的」と「目標」をシッカリ分ける

あなたが何かしら行動を起こすときには、必ず「目的」があるハズ。目的とは、たどり着きたい最終地点。
今日の話の中で、初心貫徹する必要があるのは、この目的。最終地点がブレてしまうと、道に迷ってしまう。

これに対して、目的を達成するためには様々な手段で行動するわけだが、途中途中の通過地点の事を「目標」という。
で、初心貫徹をしてはいけないのが、この目標

成長すると観える景色が違ってくる

あなたも経験があるかもしれない。挑戦をしていると、自分が思っているイメージとは違うものが見えてきたり、そもそも方向性が間違っていたりという事が結構頻繁に起きる。
これはある意味当たり前の事で、挑戦する過程であなたはどんどん成長する。すると今まで見えていなかった物や事が見えてくる。この時に間違いに気づいたり、もっと効率的に出来る手段を思いついたりする。

この時に、あまりに「初心貫徹」にこだわり過ぎるとどうなるか。
結構簡単に想像できると思うが、折角のチャンスを逃してしまう可能性が高くなる。成長した自分の感覚を信じられなくなってしまう。

方向転換しまくった事例

私の例をお話しすると、予祝の実験を本格に始めたおととし2019年だけでも3回ほど大きな方向転換をした。周りから見たら「あいつ、何を考えてるのか分からん・・・」と見えていたかもしれない。
だが本人は至って冷静。自分の不得意分野にエネルギーを注ぐのをやめ得意分野に集中させる。当たり前の行動を取っているだけ。

方向転換が難しい理由と解決する思考法

この時に方向転換できない人の気持ちとしては大きく二つあると思う。

今までやってきた事に対してのプライド

気持は良く分かるが、そのプライドって必要?プライドを大事にするあまりに結果を出すのが遅くなったり、あるいは結果が出なくなったり。仮にプライドが傷ついたとしても、時間が経てば何てことない。

周りの目が気になる

これも良く分かる。周りから何と言われるか、信用を無くすんじゃないか、こういう気持ちになるのは当然と言えば当然。ただ、仮に周りから信用を失ったとして、あなたが新しい挑戦を始めれば、それを応援してくれる新しい人が必ず現れる。つまり、失うだけじゃないって事。

そして強調したいのは、新しい挑戦をした結果、自分自身の本当の能力とガッチリ組み合わさって結果が出た時には以前とは比べ物にならないくらいに周りからの信用と評価が得られる。これは、新しい挑戦をしたという事実が作り出すストーリーと、あなたの得意分野が更に質が上がったことによるもの。評価が上がらない方がおかしい。

方向転換するのはリスクもあるが、リスクを冒すだけの価値があると思う。その先に待っている大きなリターンを考えれば、怖気づいて行動を起こさない事の方がリスク。
ぜひ「初心貫徹」にこだわらずに挑戦を続けて欲しい。

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ぜん

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日本版の引き寄せの法則である「予祝」を発信しています。 約20年前に「末梢神経障害」と「強迫性障害」を発症しましたが、予祝を使って強迫性障害をたった10ヶ月で完全に克服。難病の末梢神経障害も完治に向かってます。このサイトでは、予祝の考え方や実例を発信しています。

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