知らず知らず陥っている「固定観念」の罠

実践

Last Updated on 2022年3月9日 by ぜん

この世には「常識」というものがある。先人の幾百千の行動の中から導き出されたいわば「定跡」のようなもの。
しかし、この常識が通用しなくなる事も珍しくない。

今日は、これについて考えてみたい。

今までに経験したことがない変化の時代

パラダイムシフト」という言葉が使われ始めて久しい。特に昨今は、もの凄いスピードで今までの常識が根底から覆ろうとしている。
この状況下で、変化におびえ行動が止まってしまっている人と、チャレンジを継続してしっかり結果を出せている人にハッキリ分かれている。そして、今まで正しいと信じられていたものが実は間違いだった、こういう事が今頻繁に起こっている。

まず大前提として「時代によって常識は変わる」という事を心に留めておいて頂きたい。物質世界においては、この世に不変なものなど存在しない。
それに対して時代が変わっても変わらないものもある。それは「在り方」と表現されるもの。いわゆる心の領域。
今日の記事の対象は、勿論「物質世界」について。

この世は常に流動的

あなたが今現在、これは絶対に変らないと思っている事は何だろうか?
・いまある会社
・今の環境
・人々の趣味嗜好

残念ながら、これらの項目は明日変わる可能性もある事ばかり。
「自分は大丈夫!常に変化すると思っている」と言われる方もいると思う。しかし残念ながら、それは「顕在意識レベル」の話。
これまで何度も書いているが、人間の行動を決定しているのは「潜在意識」。そして人間の潜在意識は「現状維持」をする事が仕事なので変化を好まない。つまり心の奥底では「変化など起きる訳が無い」と思っている。
だから、よほど意識をして行動しないと、あなたの潜在意識は新しい価値観を受け入れる事が出来ない。

世の中が急激に変化する今の時代、例えば三か月前には通用した常識が変わっているなんてことも珍しくない。そんな中で、現状維持が仕事の潜在意識に好き勝手に動かれたままでは、常識が「固定観念」になってしまい、あなたの成長を阻止してしまう可能性がある。

これを防ぐには意識を変えて行動するしかない。つまり「常識は変わるのが当たり前」という意識で行動する。

生き残るには?

これは個人でも会社などの組織でも全く同じ。
ちょっと想像して欲しい。今から10年後に成長し続けている個人や会社って、どんな感じだろうか?

メッチャ体力があって逞しい会社?
メッチャお金がある資金潤沢な会社?

違う。

答えは「変化に強い会社」。
つまり、変わり続ける常識や価値観を受け入れ、それに対応できる個人や組織。
あなたや、あなたの会社はどうだろうか?

そして、積極的に変化を受け入れようとする時に一番ネックになるのが「周りからの視線」。
もしあなたが昨日までの意見や行動を変えると「一貫性が無い」と批判されると思う。しかし、その瞬間の批判に負けずに堂々と方向転換して欲しい。
この思考を続けていれば、少なくとも時代の波に取り残されることは無くなる。そして、もはや古くなり使い物にならなくなった常識に縛られる事なく行動が出来るハズだ。

最後にもう一度。
最終的に生き残るのは、変化に強い個人や組織である

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ぜん

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日本版の引き寄せの法則である「予祝」を発信しています。 約20年前に「末梢神経障害」と「強迫性障害」を発症しましたが、予祝を使って強迫性障害をたった10ヶ月で完全に克服。難病の末梢神経障害も完治に向かってます。このサイトでは、予祝の考え方や実例を発信しています。

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